よくある質問
ご購入やお支払、商品についてなど、お客様から寄せられる質問とその回答をまとめました。
目次
和ろうそくについて
- 和ろうそくと普通のろうそくはどう違うのですか?
- 正式な定義はありませんが、当社が考える和ろうそくは、まず第一に「植物性の原料から蝋を作っていること」、第二に「芯が紙を巻いており、さらに場合によっては燈芯草を巻き真綿を巻いている日本古来のお灯明用のろうそく」の事を指します。
弊社ではこれらの和ろうそくを取り扱っております。
- 和ろうそくの原料は何からできているのですか?
- 和ろうそくの蝋は植物性の原料です。
植物の種や種が包まれている外殻を蒸して、圧搾して油脂分を抽出して固めたものを原料として使います。日本では古来からウルシ科の櫨(はぜ)という木の実がこのろうそくの原料に適しており、主に和ろうそくの原料として使われていました。
現在は櫨の流通量が激減しており、東南アジア原産の化学組成式のよく似た植物性の原料を当社では主に使用しています。
また、国内産の最高級の櫨の実にこだわった純木蝋製和ろうそくも製造しています。また芯は和紙からできており、その和紙に燈芯草、真綿を巻いて燃焼の具合を調整したものもあります。
- 純木蝋と普通の和ろうそくの違いは?
- 当社の純木蝋は、国内産の櫨から精製した古々実(ここみ)とよばれる木の実をつんでから2年間熟成させた最高級の蝋を使用しています。
当社の普通品の和ろうそくは東南アジア原産の植物から抽出した蝋を国内で精製した蝋を使用しています。
- イカリ型和ろうそくと棒型和ろうそくの違いは?
- イカリ型とは緩やかに沿った形でカーブのフォルムが美しい日本独特の和ろうそくの形です。
イカリ型とは緩やかに沿った形でカーブのフォルムが美しい日本独特の和ろうそくの形です。
特に形以外の意味合いはほとんどないと当社は考えていますが、お客様の傾向を見ていますと、伝統的にサイズの大きい11cm以上の寺院の祭事にお使いになるろうそくでは、 浄土真宗系ではイカリ型、禅宗系では棒型をお使いになられることが多いようです。
ちなみに当社がご用達をいただいています曹洞宗大本山永平寺様には棒型の和ろうそくを、浄土真宗の寺院様のほとんどはイカリ型和ろうそくを納めさせていただいております。
- 和ろうそくの芯切りとは?
- 和ろうそくの芯切とは燃え進んだ和ろうそくの炭化して燃え残った芯の部分を切って炎の大きさを調節する作業のことです。
詳しくは芯切についてを参照してください。
- 和ろうそくはどのように作っているのですか?
- 当社の和ろうそくは北陸地域に根ざした和ろうそくの製造手法で堅掛け(型掛け)と呼ばれる手法で製造しています。
まず芯は木の棒に和紙を巻き(燈芯草や真綿をその上に巻く場合もあります。)その芯を蝋をすわせて固めます。
その後、特製の木型に芯を入れて蝋を流し込みます。蝋が固まった後型からはずし整形してさらにもう一回上掛けを掛けるものもあります。
木型の製作には当社は2〜3年の製作期間がかかるかなり手間と時間と工夫の要るものです。各ろうそくメーカーの独特のノウハウがあり、この木型は当社も大切にしています。
また四国や関西では手掛けといわれる芯にを廻しながら蝋をこすり付けていく手法の製造をされている地域もあると聞いております。
- 「ほとんどが手作り」とありますが、どういうことでしょうか?
- 当社の和ろうそくは、芯に使用している紙の部分は和紙を使用しておりますが、現在はその多くが機械漉きのものを使用しています。
サイズの大きい和ろうそくは、現在でも一部、手漉きのものを使用しております。
そのためこのような表現を使っております。
- 絵ろうそくは火をつけてもいいのでしょうか?
- 火をつけるのがもったいないくらいの素敵な絵柄の和ろうそくですが、昔は雪深い地域で生花が手に入りづらい時に、「枯れない花をご仏前に供える」という意味合いがあったものと聞いております。
当社の絵ろうそくは火をつけても絵の部分もきれいに燃焼しますのでご安心下さい。
有害なダイオキシンガスも発生しません。
- 自分の持っている燭台とうまく合わせるには?
- 和ろうそくの大きさの号数表記は各ろうそくメーカー独自のものでJIS規格のような業界統一規格のようなものがありません。そのため直接試してみるしかないのが現状です。
お手持ちの燭台にあわせてみる場合、無理に和ろうそくを押し込むと、芯が太い場合和ろうそくが割れてしまう場合がございます。
その場合は芯をライターなどで熱してから和ろうそくを差し込むと、和ろうそくの芯の穴が少し広がり、うまく刺さる場合があります。
また燭台の芯が細すぎる場合は、芯の周りに綿や紙粘土などを巻いて、和ろうそくの芯に合う太さに調節し、がたつきや傾きを修正してお使いになることも一計です。
(※ご注意:この欄でご紹介した方法はあくまでも使い方の一案であり、使用にかかる不具合、事故等は責任を負いかねますので、ご自身で安全に燭台にあった和ろうそくをお使いください。)
弊社で販売しております燭台のページには、燭台に一致する弊社の和ろうそくのサイズを同時に表記するようにしております。
- 最後まで燃えますか?
- 当社の和ろうそくは和ろうそくの尻尾まで芯が入っておりますので、最後まで燃えます。
しかし、燭台の芯が長いと燃焼中に芯が熱を持ちます。そのまま芯の末端に炎が到達するくらい和ろうそくが燃え進むと、燭台全体が熱を持ち、和ろうそく自体が溶け出すことが考えられます。
和ろうそくを安全にお使いいただくには、燭台に触れた芯の先に和ろうそくの炎が到達したあたりで消化していただくのがよいかと思います。
- 仏壇・祭壇の金箔が炎で傷まないか心配なのですが・・。
- 当社の和ろうそくは植物性の原料を使用しており、燃焼に伴い発生する油煙や煤も植物性のものです。
パラフィンから作られた西洋ろうそくから発生する油煙、煤は石油系のものです。
両者を比較すると植物性の煤のほうが金箔をいためにくく、掃除も楽です。
お仏壇屋さんによっては、お客様にお仏壇の使い方や掃除の説明をなさる時、「必ず西洋ろうそくではなく和ろうそくを使って下さい」と説明されるところもあると聞いております。
和ろうそくは西洋ろうそくと比較すると価格は高いかもしれませんが、お仏壇の洗い(金箔の張替え)の寿命を考えると、和ろうそくをお使いになるほうがずっとお得になります。
- 和ろうそくは傷みやすくありませんか?
- 冷暗所に保管していただければ5,6年は平気です。
湿気が多いところですと、蝋が湿気を含み、劣化してしまう場合がございます。
また、熱い所や車中、直射日光が当たる所に置いたり、上に重たいものを置いたりすると曲がったり、溶けたりしますのでご注意下さい。
- 和ろうそくは癒し効果を得られるでしょうか?
- ろうそくの燃焼に伴い、マイナスイオンを発生することは科学的に証明されています。(マイナスイオンは人に安らぎを与える癒し効果があると言われています。)
また和ろうそくは炎が800度前後の温度で燃焼しております。800度くらいの炎は夕焼けと同じくらいの赤燈色で、科学的なことは抜きにしても人に郷愁や安らぎを与えてくれる明るさでしょう。
電気を暗くして和ろうそくの明かりだけですごしてみると何か得もいわれない感覚になるのは私だけではないと思います。
西洋の文化ではろうそくを生活の中にうまく取り入れうるおいや豊かさを味わっていますね。
キャンドルのあかりを癒しに使うライトテラピーという言葉もあるほどです。
宗教やお祝いにもろうそくは欠かせないものです。
和ろうそくもお灯明にともしたり、輪のともし火としてお使いになることで霊験あらたかな気分になったり荘厳な雰囲気を味わったりすることができます。生活の中でうまく取り入れてお使いください。
- 外国のお土産にしても大丈夫でしょうか?
- 飛行機機内持ち込みも大丈夫です。又国際小包郵便も大丈夫です。
- うそくの燃え残りは捨てれますか?
- 和ろうそくの燃え残り、燃えカス、残蝋はすべて燃えるごみで捨てることができます。
ご注文について
- どうやって注文すればいいでしょうか?
- ご注文はホームページ上の買い物かごからできます。
又は、FAX、電話、メールでもご注文をお受けしております。
FAXでのご注文
フリーダイアル:0120-77-0997
受付:24時間いつでも
電話でのご注文
フリーダイアル:0120-22-0986
受付:9〜17時(月〜土)
メールでのご注文
info@rousokuya.com
- ※題名には「注文」と入れてください。
- ※フリーメールはウイルス対策上等の問題で受信できない場合がございます。
- まとめて注文したいのですが、可能でしょうか?
- はい、買い物籠からのご注文にて可能です。
買い物籠に入りきらない場合や、数が多くて数字が入らない場合等は、FAX(24時間受け付け)、お電話(AM9:00〜PM5:00)、メール等でもご注文お受けいたしております。
のし・ギフト対応について
- 贈り物なので、プレゼント先に送ってほしいのですが・・
- ギフト対応を承っております。
カート画面で「自宅以外へ届ける」を選択し、必要情報をご記入下さい。