寺院様等でご利用いただける、比較的大きめのサイズです。燃焼時間が約120分と長めなのが特徴で、読書等の落ち着いた時間の光源や空間演出などにも最適です。小大黒屋の和ろうそくの特徴は、滑らかで手触りがよく、芯がしっかりと太めに巻いているので明るくしっかりとした炎の形を保ちます。5本セットの紙包の商品です。
「和ろうそくの朱色」
朱色は、浄土真宗で好んで使われ、お正月や秋の報恩講、年忌法要・恒例などに使用されます。小大黒屋の朱ろうそくは、顔料で色づけされた蝋に溶け込んだ朱蝋を上掛けしています。朱色の発色の鮮やかさは小大黒屋のこだわりの一つです。鮮やかに慶事を彩る朱色の和ろうそく。
朱色の和ろうそくは時間が経ってくると経年変化でだんだん朱色の鮮やかさが一般的にはくすんできます。小大黒屋の和ろうそくは1年後でも鮮やかな朱色を発色し続けています。
10号サイズともなりますと、ほとんど大型ろうそく(20号以上)に近いサイズになってきます。大型の和ろうそくの使用上の注意として、火が燃え進んでいくと芯が炭化したまま残って、炎が大きくなりすぎます。その場合、芯切りといって芯切バサミや火箸で燃えている芯の炭化した部分の長すぎる部分を切って炎の大きさを調整するという作業が必要です。意外と寺院関係者の方でもご存じない方がいらっしゃいますが、常に明るくしっかりとした炎の形を維持し続ける小大黒屋の和ろうそくでは、20号以上の大きさの和ろうそくを安全にご利用いただくために必要な作業です。
- 種類: 朱ろうそく
- 形状: 棒型
- 長さ(芯含む) :14.4cm 上径2.1cm 下経1.7cm
- 芯の長さ:1.7cm
- 蝋燭のみ(芯を除く長さ):12.5cm
- 芯の穴の直径:0.6cm
- 燃焼時間:120分以内
号数の実寸表(サイズ規格表)はこちら