寺院様等でご利用いただける、比較的大きめのサイズです。10号サイズ以上のイカリ型は、とくに表面のカープが美しく目立ちます。燃焼時間は約130分。読書等の落ち着いた時間の光源や空間演出などにも最適です。小大黒屋の和ろうそくの特徴は、滑らかで手触りがよく、芯がしっかりと太めに巻いているので明るくしっかりとした炎の形を保ちます。このサイズとしては、長くお使いいただける18本入りの商品です。
さらしろうそくはもともと原料となる生蝋を漂白し不純物を取り除いた白色の油脂をもとに作られたろうそくです。現在では精蝋技術があがり通常このような乳白色の原料となって蝋燭が製造されています。全国的にもこのさらし(白色)のろうそくを使用する地域は多くあります。
10号サイズともなりますと、ほとんど大型ろうそく(20号以上)に近いサイズになってきます。大型の和ろうそくの使用上の注意として、火が燃え進んでいくと芯が炭化したまま残って、炎が大きくなりすぎます。その場合、芯切りといって芯切バサミや火箸で燃えている芯の炭化した部分の長すぎる部分を切って炎の大きさを調整するという作業が必要です。意外と寺院関係者の方でもご存じない方がいらっしゃいますが、常に明るくしっかりとした炎の形を維持し続ける小大黒屋の和ろうそくでは、20号以上の大きさの和ろうそくを安全にご利用いただくために必要な作業です。
- 種類: さらしろうそく
- 形状: イカリ型
- 長さ(芯含む) :14.8cm 上径2.7cm 下経1.5cm
- 芯の長さ:1.8cm
- 蝋燭のみ(芯を除く長さ):13.0cm
- 芯の穴の直径:0.5cm
- 燃焼時間:130分以内
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